バイオリン製作かわむら工房

バイオリン製作家 河村盛介・http://kawamuraviolins.com

2月28日(日)

今日のAさんは、裏板パーフリングの続き。
パーフリングと溝をそれぞれ調節して、ぴったりとはめ込みました。
でも時間の関係で膠付けはできず、残った時間で表板のパーフリング溝を始めました。
表板も頑張ってきれいに掘りましょう。

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Iさんは指板の予定だったのですが、エッジの丸めが少し残ってしまっていました。
ということで、前回から2週に渡ってエッジの作業でした。
でもここできれいに仕上げておくと、後々楽ですし、見た目もきれいです。
今回はきっちりと丸くきれいに仕上がりました。

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Sさんもパーフリングの作業。
アイロンで曲げたパーフリングを溝に合わせ、溝の幅や深さを修正していきます。
パーフリングのコーナーの合わせも少しずつできているので、次回は膠で接着できるように頑張りましょう。

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Yさんは、表板のアーチを仕上げ、f字孔をデザインしました。
オリジナルの写真と比べても、なかなかきれいに出来ていると思います。
次回はいよいよ裏彫りですよ。

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