バイオリン製作かわむら工房

バイオリン製作家 河村盛介・http://kawamuraviolins.com

2月13日(土)

今日のOさんは、前回からの続きでネックを削っています。
ヤスリで慎重に削り、大まかな形はできました。
ボディーの表板・裏板のエッジを仕上げたら、いよいよネックの差し込みですよ。

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Sさんは、裏板のパーフリングを作業しています。
溝をぐるりと一周掘り終えて、パーフリングを曲げて溝に合わせています。
溝をきれいに整えるのは大変ですが、出来上がった楽器の見た目にも大きく影響しますので、慎重にいきましょう。

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Aさんは、前に接いであった表板を平らにして切り出しました。
そして、表側のアーチを粗削りした後、アウトラインを整えています。
表板はとても柔らかいですが、繊維がはっきりしていてきれいなラインを出すのが難しいです。
今のところとてもきれいにできていますよ。
この調子で頑張ってください。

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Nさんは、前回からの続きでバスバーのフィッティングです。
かなり慎重に削っていますが、膠付けできるまでにはもう一歩です。
慣れるまではなかなか大変な作業ですが、もう少し頑張ってみてください。

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