バイオリン製作かわむら工房

バイオリン製作家 河村盛介・http://kawamuraviolins.com

12月6日(日)

今日の生徒さんMJさんは裏板パーフリングの作業でした。
前回からの続きで、パーフリングの溝を掘っています。
溝の壁をカッターで切り、間の木を細い彫刻刀で削っています。

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MTさんも裏板パーフリングの作業でした。
こちらは今日から掘り始め。
少しずつ慎重に掘っています。

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AHさんは表板とネックの作業でした。
先ず前回整形したバスバーを仕上げ、表板のエッジをヤスリで丸めました。
続けて、カンナでネックの幅を出し、アウトラインをデザインしてペグの下穴を開けました。

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12月5日(土)

今日の生徒さんIKさんはネック入れの準備作業でした。
前回からの続きで、ナイフとヤスリでネックの握る部分の形を整えています。
また、ボディーのエッジをヤスリで丸く削っています。
もう少しでネック入れです。

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AMさんはチェロの作業でした。
前回から続いている、型枠製作を続けました。
チェロはバイオリンに比べてとても大きく、道具も工夫しなければならないので、一気には進みません。
少しずつ慎重に進めています。

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HKさんは表板の作業でした。
板の厚みを仕上げています。
キャリパーで厚さを確認しながら、スクレーパーで表面をきれいにしています。

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12月3日(木)

今日の生徒さんOGさんは今日が初回、ブロック作りの作業でした。
スプルース材からノコギリでブロックを切り出し、カンナで所定のサイズに整えています。
とても上手にできています。

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SNさんは表側の作業でした。
前回作ったプラットフォームを少しだけ整え、パーフリングの溝掘りに入りました。
ご自身で作られたパーフリングカッターを使って、溝の位置にラインを引きました。
自作のカッター、なかなかよい感じでとても綺麗なラインが引けました。
続けて、カッターと彫刻刀で溝を掘っています。

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11月29日(日)

今日の生徒さんNJさんはニス塗りの作業でした。
今回は色ニスの2回目。
少しずつ色が濃くなってきて、いい感じです。

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IMさんはライニングの作業でした。
前回片側のライニングを接着したので、今回は反対側でした。
ブロックにライニングを引っかけるための溝を切り、ライニングを曲げて無事に接着できました。

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YDさんは表板パーフリングの作業でした。
前回からの続きで、パーフリングを入れる溝を掘りました。
ぐるりと一周溝が掘れたので、ベンディングアイロンでパーフリングを曲げました。
もう少し溝の調整をしていきます。

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11月28日(土)

今日の生徒さんTZさんは型枠の作業でした。
前回作ったテンプレートを使って、型枠のアウトラインを描きました。
ブロックをつける溝やクランプを留める穴をデザインして、型枠を切り出し、形を整えています。

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AHさんは箱閉じとバスバーの作業でした。
箱閉じは、裏板と横板の接着。
沢山の箱閉じクランプを使って、無事に接着できました。
続いて、バスバーの整形。
所定の高さにバスバーを削り、形を整えました。

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IKさんはネックの作業でした。
指板の脇にはみ出した部分にノコギリで切れ込みを入れ、ノミで落とし、ヤスリで削っています。
ある程度形を整えたら、ネック入れです。

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11月26日(木)

今日の生徒さんTZさんはテンプレートの作業でした。
今回は2本目のバイオリンということで、テンプレート作りから挑戦されています。
楽器のアウトラインに合わせて、型枠を作るためのテンプレートを作りました。

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SNさんは表板の作業でした。
前回アウトラインを整えたので、板の縁を仕上がりの厚さまでノミで落とし、パーフリングの溝を掘るために、縁の部分をヤスリで平らに削っています。

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12月22日(日)

今日の生徒さんIMさんはライニングの作業でした。
前回の作業で横板の内側にライニングをほぼ合わせてあったので、今回は微調整をして膠で接着しました。
残りの時間は裏板の平面出し。
一枚板の裏板の底面を、カンナで平らに削っています。

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TYさんは裏板接ぎの作業でした。
接着面をきれいにカンナで合わせるのはとても難しいのですが、頑張って作業されていました。
最後は私が少しだけお手伝いして、無事に接着できました。

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