バイオリン製作かわむら工房

バイオリン製作家 河村盛介・http://kawamuraviolins.com

11月19日(木)

今日の生徒さんTIさんは裏板の作業でした。
板の縁、パーフリングを埋める部分を、ノミで薄く削り、ヤスリで平らに削っています。
メープルは硬くて大変ですが、少しずつ頑張っています。

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SNさんは表板の作業でした。
バンドソーで切った板の側面にヤスリをかけ、アウトラインを整えました。
表板のアウトラインを滑らかに仕上げるのはなかなか難しいのですが、とても綺麗にできました。

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11月15日(日)

今日の生徒さんMJさんは裏板の作業でした。
前回からの続きで、板の縁をヤスリで平らに削り、パーフリングの溝堀りに入りました。
まず、パーフリングカッターで溝の位置に線を引き、ナイフで線をなぞります。
ラインがきっちり決まったら、少しずつ切り込み、間の部分を細い彫刻刀で掘っていきます。
とてもきれいにいっています。
次回もこの調子で頑張りましょう。

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11月14日

今日の生徒さんAHさんは箱閉じの準備作業でした。
型枠を抜いた横板の内側、ブロックとライニングを整形し、紙ヤスリをかけて内側全体をきれいに仕上げました。

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AMさんはチェロの型枠の作業でした。
テンプレートを使ってアウトラインを描き、ブロックをつける溝やクランプを留める穴をデザインしました。

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IKさんは指板の作業でした。
テンプレートに合わせて、指板のアーチをカンナで削り、スクレーパーとヤスリで形を調整しています。

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11月7日(土)

今日の生徒さんNJさんはニス塗りの作業でした。
前回塗ったニスの表面を耐水ペーパーできれいにならし、全体にニスを塗りました。
今回は色ニスの1回目。
きれいに塗れました。

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AMさんはチェロ裏板の作業でした。
チェロの板は、バイオリンに比べてとても大きく、作業が大変です。
大きい分、歪みなどもあり、接ぎをする前に全体の形をカンナで整えました。

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YDさんは表側の作業でした。
前回からの続きで、パーフリングの溝を掘っています。
パーフリングの切れ端を使って、溝の幅や深さを慎重に確認しながら掘っています。
あともう少しです。

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11月5日(木)

今日の生徒さんTIさんは裏板の作業でした。
ヤスリでアウトラインを整え、表側のアーチを荒削り。
縁の部分もノミで所定の厚さまで落とし、パーフリングの溝を掘る準備をしています。

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SNさんは表板の作業でした。
前回接ぎをした表板の底面をカンナで平らにし、アウトラインをデザインしました。
続いて、バンドソーで切り出し、アーチを荒削りしました。

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10月31日(土)

今日の生徒さんNJさんはニス塗りの作業でした。
2回目のニス塗り。
今回も、透明ニスを全体に塗りました。

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YDさんは表側の作業で、パーフリングの溝堀りを始めました。
表側のスプルースは、柔らかいぶん木の繊維がはっきりしていて、きれいなカーブでナイフを入れるのが難しいです。
でも、とてもきれいな溝が掘れています。
この調子で頑張りましょう。

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AHさんはバスバーと型抜きの作業でした。
まず、表板に合わせて削ったバスバーを、膠で接着しました。
続いて、ライニングを荒く整形して、横板から型枠を抜きました。

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